落ち着いた造りの内湯の雰囲気が私は好きだ。 温泉である以上、落ち着けるか否かを重視する私にとって、このスガワラの少し鄙びた感じの内湯の 雰囲気は期待通りである。そして、温泉のお湯は複数の成分がお互いにマイルドに個性を主張し合う と言う感じのもので、それは湯の臭いやすべすべ感から感じ取ることが出来る。 お湯にこだわる人であれば、この臭いやすべすべ感の絶妙なバランスに感じ入ってしまうであろう。 流石に名湯鳴子温泉の老舗旅館に相応しい湯であると言えよう。
温泉旅行博士 藤田聡氏 http://allabout.co.jp/travel/meito/profile/mbiopage.htm
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